事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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来年F1に参戦するキャデラックは、2026年にふたつのシートが空いている唯一のチームだ。そのためチーム代表のグレアム・ロードンはパドック……特にドライバーのマネージャーの間で非常に人気のある人物となっている。
かつてマルシャF1チームの代表だったロードンは、2026年の契約がないドライバー全員の代理人からアプローチを受け、全員と時間を過ごしてきた。ただあまり知られていない事実は、ドライバー市場を監視し、キャデラックの取締役会に2026年のラインアップを推奨するのは、ロードンの長年のパートナーであるマーク・ハインズだということだ。
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