もがき苦しみ最下位に終わった角田裕毅。マックス・フェルスタッペンもオープニングラップのもらい事故で早々にリタイアとなり、2022年のサウジアラビアGPから続いていたレッドブルF1の連続入賞は77戦でストップした。マクラーレンF1が今季4度目の1-2フィニッシュを飾り、他を圧倒。ルーキー、ガブリル・ボルトレートのキャリア初入賞、1ストップ作戦を完遂したリアム・ローソンの6位入賞など、ドライバーや関係者のSNSでレッドブルリンクの週末を振り返る。
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前戦カナダGPの失敗から立ち直ったランド・ノリス。オーストリアGPを終え、ポイントリーダーのオスカー・ピアストリとの差は15ポイント。シーズン折り返しを前に今シーズンのチャンピオンシップ争いはほぼマクラーレンF1の2人に絞られた
接触のあったカナダGP後でもコース上では自由に戦うノリスとピアストリ。シーズンが進むに連れ2人の関係はどうなっていくのか、今後ますます目が離せない展開になりそうだ
2週間前のカナダGPでは一緒に表彰台に登壇した2人。メルセデスF1アンドレア・キミ・アントネッリがオープニングラップでマシンの挙動を乱しフェルスタッペンを巻き添えに戦線離脱
フェルスタッペンは2022年エミリア・ロマーニャGPから43戦連続入賞しており、記録が途切れた同年オーストラリアGPの1レースのみ無得点で、そこからまた31戦連続入賞。なんと直近76レースで74回入賞しているのだ。チームの連続入賞も77でストップ。フェラーリが持つこれまでの連続入賞記録81(2010年ドイツGP~2014年シンガポールGP)が目前に迫っていた
アストンマーティンF1フェルナンド・アロンソは、自身がマネージメント業務を行うボルトレートのF1初入賞を祝福。2004年10月14日生まれの20歳、アロンソがF1デビューした2001年には実はまだ生まれていなかった
キック・ザウバーF1は頼りになるベテランドライバーと才能を開花させたルーキーが最高の働きでダブル入賞を達成。チームの雰囲気も素晴らしい
エマーソン・フィッティパルディ、ネルソン・ピケ、アイルトン・セナ……偉大な先人たちに続き、F1で入賞した21番目のブラジル人となったボルトレート
フェルスタッペンを上まわる予選6番手。難しい1ストップ作戦を完遂し、自己ベストとなる6位入賞を果たしたレーシングブルズF1リアム・ローソン
ルーキーイヤーの昨年、敬意を欠くラフな走行とその後の言動でアロンソの怒りを買ったこともあったローソンだが、こうしてレース後に談笑している姿を見てファンはひと安心
今年は7月10~13日に開催される毎年恒例のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード。ハースF1はエステバン・オコンとオリバー・ベアマンのレギュラードライバー2人の他、チーム創設者ジーン・ハース氏とチーム代表の小松礼雄、さらに中嶋一貴という豪華な顔触れがチーム設立10周年を記念してF1マシンをドライブする
フェラーリの元会長、77歳のルカ・ディ・モンテゼモロがマクラーレンの取締役に就任。ミハエル・シューマッハーやジャン・トッドと共にフェラーリ黄金期を築いた立役者のひとり
7度のワールドチャンピオン、ルイス・ハミルトンは写真の腕前も一流。引退後はフォトグラファーに転身か?
大ヒット上映中の映画「F1」のひとコマは2年前の英国GPで撮影された。今週末のシルバーストンでもAPX GPのソニー・ヘイズ(ブラッド・ピット)を探してしまいそうだ
ウイリアムズFW47がロンドンの街に登場。英国GPに向けたプロモーション活動もおしゃれ