ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2025シリーズ第3〜5戦を、岡山国際サーキット(岡山県)で 2025年5⽉24⽇(土)、25⽇(日)に開催いたします。
4月4〜6日に鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPのサポートレースで、今シーズンの幕を開けたPCCJ。2001年にスタートし今年で開催25年目を迎えたPCCJは、国内のワンメイクレースでもっとも長い歴史を誇り、これまでに数多くのトップドライバーを輩出している。
今シーズンは5大会11戦を予定しており、前回の鈴鹿大会から約1カ月半振りに迎えたこの岡山は1大会3レースの開催となる。24日午前に行われる30分間の予選結果により、各車のベストタイム順で第3戦決勝のグリッドが決まり、セカンドベストタイム順で第4戦決勝のグリッドが決定。そして3レース目となる第5戦のグリッドは第3戦決勝の正式総合結果順となる。決勝レースは第3戦が24日午後、第4戦が25日午前、そして第5戦は25日午後に開催される。
ワンメイクレースであるPCCJは導入4年目の『911 GT3カップ(タイプ992)』で競われ、水冷式4リッター水平対向6気筒エンジンを搭載し、8400rpmで最高出力375kW(510PS)を発揮する。第3〜5戦の戦いの舞台となる岡⼭国際サーキットは、全⻑3.703㎞でふたつのストレートと13のコーナーにより構成されている。コース幅が⽐較的に狭くタイトコーナーが多いため、オーバーテイクのチャンスは限られてくる。そのため、3レース開催される今大会は予選のタイムアタックだけでなく、第3戦決勝の結果も重要となってくる。
ドライバーのレース経験や技量により、『プロクラス(Pro)』(ホワイトゼッケン)、『プロアマクラス(ProAm)』(イエローゼッケン)、『アマクラス(Am)」(オレンジゼッケン』の3クラスに区分されている。
プロクラスは、将来有望な若手ドライバーが多数参戦しており、開幕戦はFIA-F4で優勝経験を持ちPCCJ初参戦の#7 卜部和久が初優勝を飾った。そして第2戦は、スーパーGT、全日本スーパーフォーミュラ選手権への参戦経験を持つ#78 木村偉織が制している。
その他、スーパーGTのGT300クラスへの参戦経験を持ち昨年全11戦中10勝でPCCJチャンピオンを獲得した#60 伊東黎明、昨年のMEC120 v.Granzチャンピオンである#99 渡会太一、今年のポルシェジャパンジュニアドライバーで2025年FIA-F4第3戦で優勝を飾った#91 佐藤樹がエントリーする。開幕大会で、例年以上のハイレベルな戦いを見せてくれたプロクラスだけに、岡山大会でも熱き戦いが予想される。
プロアマクラスは、開幕戦を23号車のリザーブドライバーであるHIROBONが制したが、第2戦はアマクラスからプロアマクラスにステップアップした#66 BANKCYがクラス初優勝を飾った。同クラスには、2022年同クラス王者のIKARI、2023年同クラス王者のMOTOKIと王者経験者、PCCJ経験が豊富な浜崎大、アマクラスで2023、2024年と2年連続王者に輝いたTiger Wuが参戦する。実力、経験ともに拮抗しているプロアマクラスだけに、3戦開催される岡山大会では毎戦勝者が違う可能性も高いだろう。
そしてアマクラスは、鈴鹿大会の第1〜2戦を参戦2年目となる#16 Hiroが2連勝を飾った。しかも#16 Hiroは、プロアマクラスの上位争いに加わる速さを見せていただけに、岡山大会でもその速さを維持できるかに注目したい。その#16 Hiroの連勝ストップに意気込むライバルは、2020年の同クラス王者であるSky Chen、悲願の初優勝を狙う#17 IKEDA、今シーズンPCCJ初参戦の#23 KENSUKEとなっている。
PCCJ第3〜5戦岡山⼤会のスケジュールは、練習走行が5⽉23⽇(金)の10時35分〜11時20分と13時55分〜14時40分の45分間を2回。予選は、5⽉24⽇(土)10時35分〜11時05分の30分間。決勝レースは、第3戦が5月24⽇(土)15時35分スタート(17周もしくは30分間)、第4戦が5月25⽇(日)10 時35分スタート(17周もしくは30分間)、第5戦が5月25⽇(日)14 時55分スタート(17周もしくは30分間)の予定となる。
なお、第3〜5戦の決勝レースはポルシェジャパン公式Youtubeチャンネル(https://www.youtube.com/@PorscheJapanOfficial)にてライブ配信を予定している。