F1第6戦マイアミGPを終えたウイリアムズのカルロス・サインツは満足しておらず、13周目の途中にチームメイトのアレクサンダー・アルボンに追い抜かれたときは、「ばかにされた気分だった」と語った。サインツは、アルボンに追い抜かれたときに「ポジションを固定するつもりだ」と言われたと説明したが、一方でスタート後のターン2でアルボンと衝突したため、ペースがあまり出ていなかったことも認めた。
ウイリアムズに貴重な2ポイントをもたらしたサインツだが、スプリントとメインレースの両方でチームのレースペースを決めたのがアルボンだったことに、明らかに不満を抱いていた。土曜日はサインツがリタイアした一方で、アルボンは4位でレースを終えたが、セーフティカー中の違反でペナルティを受けたため、11位に降格しポイント獲得はならなかった。日曜日には、アルボンはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)とふたりのフェラーリドライバーを抑えて5位でレースをフィニッシュした。